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Rantoge カムクロック チュートリアル

事前に準備するもの

・プラスドライバー(小)
・ペンチ、ピンセット
・サンドペーパー(中目#120~#240)
・潤滑剤(kure5-56など)

あると便利なもの
・軍手
・小型のゴムハンマー 

 

組み立てる前に

『Rantoge カムクロック』はご自身で組み立て頂くDIY時計ですが、緻密に設計された精密機器です。組立方法や部品を間違えて組み立ててしまうと正しく作動しません。そのため、組み立てる前に以下を十分ご確認ください。

①パーツリストの確認

以下のパーツリスト(BRIEE INSTRUCTION FOR 24HR-RANGE)と部品図(RANTOGE PART DIAGRM)を突き合わせ、部品が全部揃っているか確認してください。

・各部品は少し多めに入っているものもありますが、足りない部品があると組み立てができません。必ず最初に部品の数があっているか確認してください。

・各部品は形やサイズが似通ったものが混合しています。部品図をよく見て、組立時に間違えないよう十分注意してください。ネジやカムなど間違えた状態で組み立てると動かなかったり正確に時間を表示されません。できれば部品別に整理して分けてケースに入れるなど分別しておくことをおすすめします。

〈重要〉
各部品はお子様やペットの届かないところに保管してください。万が一食べてしまった場合などは早急に医師にご相談ください。また、組み立て中も部品が無くならないように十分注意してください。

パーツリスト

パーツ画像

組み立て動画

組み立てる前に一度全体を通して視聴し、組み立ての概要をご確認ください。

組み立ての手順

①4つのユニット(Minute Units digit(分単位の桁) 、Minute Tens digit(分の十の位)、Hour Units digit(時単位の桁)、Hour Tens digit(時の十の位))を組み立て

②コントロールボックスを組み立て

③各ユニットとコントロールボックスの連結

②組み立て前の確認事項

【重要】カムシャフトの組み込み

・Rantogeは精密機器であり細部に渡って繊細に制作されております。特にカム(Cam)とシャフト(D-shaped shaft)の組み合わせに緩みがあると時間をうまく表示できない(数値が立ち上がらない)ため、非常にきつく噛み合うように設計されています。組み立て動画ではスムーズに入るように見えますが実際はもっときつくて入りづらいです。

(このGIF動画のようにスムーズには入りません。)

・シャフト部分が、なかなか入らない場合は必要に応じて、中目(#120~#240)のサンドペーペーパーでシャフトを擦って削り、潤滑剤などで滑りやすくしてから入れ込むようにしてください。ただし、削りすぎには注意です。以下の動画はシャフトをサンドペーパーで(5分程度)削った後の動画です。入れ込みきつさの目安にしてしてください。

③組み立て時のヒントや注意事項

1-1:同じようなサイズや太さの部品が混在しています。間違えると正確に作動しません。十分注意して組み立ててください。

2-1:カムの組み立て①
各ユニットのカム(Cam)は文字のある面を右に向けて、取り付けて
シャフト(D-Shaft)への入れる順番に注意してください。

Minute Units digit (分単位の桁)  0:49〜1:01参照

Cam1/Cam2/Cam3/Cam4/Cam5/Cam6/Cam7

▶▶▶文字の向き▶▶▶

Minute Tens digit (分の十の位)   2:59〜3:10参照

CamA/CamB/CamC/CamA/CamD/CamE/CamF

▶▶▶文字の向き▶▶▶

Hour Units digit (時単位の桁)  4:21〜4:33参照

CamⅠ/CamⅡ/CamⅢ/CamⅣ/CamⅤ/CamⅥ/CamⅦ

▶▶▶文字の向き▶▶▶

Hour Tens digit (時の十の位)  6:31〜6:41参照

CamA/CamG/CamA/CamA/CamH/Cami/CamJ

▶▶▶文字の向き▶▶▶

2-2:カムの組み立て②
カム(Cam)とカムの間の
カラム(Coulumn)は隙間なく配置し、両端のシャフト残りは同じ長さになるように全体を中央に揃えてください。

3-1:ネジの頭の部分は丸いもの平らなものが混在しております。基本的のどちらを使用しても構いませんが、以下の部分には、平らなネジを使用して上部のギアと重ならないようにしてください。

動画の1:10、4:42参照

3-1:各ギアを固定するネジの締め付けにご注意ください。強くネジを閉めすぎると数値が立ち上がりづらくなり、カムが回らなくなる場合がございます。特にReduction Gearを止めるネジ(M3L12 Flanged-Head Screw)は締めすぎますとネジの先がカムに当たってしまう可能性があります。Reduction Gearはネジの先が反対側から出ない程度までに止めてください。 (動画1:53 、5:26参照)

3-2:Minute Units digit (分単位の桁)とHour Units digit (時単位の桁)に使用するtooth Gearの向きに注意ください。このギアの向きを間違うと、数値の立ち上がる順番が狂ってきます。(例えば38分→49分→40分→41分のように)

4-1:各ユニットの手動での動作確認

 各ユニットを組み立てた段階で、手動で数値がうまく表示がされるかどうか確認してから、次のステップに進みましょう。そうすることで、ユニット作成のコツがわかってきます。

 

ユニットの動作確認方法
Hour Units digit (時単位の桁)の例

※モーターの付いているユニット(unit digit)はMotor Gearを外してチェックしてください。

  1. 数値を全て持ち上げて、カムが回るかどうか確認する。
  2. 数値を持ち上げていた手をはなし、右側のギヤを回して、数値が正しく立ち上がるかどうか確認する(軍手使用推奨)

※立ち上がりが重く硬い場合は各ネジの締め付け過ぎやバランスが悪いのが原因です。ネジの締め具合を調整しながら、一番回りやすい締め具合のバランスに調整ください。

5.組み立てが完成したら、まず、各ユニットにゆがみやひずみがないかチェックしてください。そして並べたユニットの数値の位置が水平に全て揃っているか確認してください。各ユニットに歪んでいたり、水平に並んでないとうまく表示できません。

時間の合わせ方

左ボタン右ボタン
短押し時間+1分+1
長押しゆっくり回転ゆっくり回転
同時に短押しデバックモード入/ 切
(デバックモード:時間と分が連続で回ります)
同時に長押し(5秒以上)時間・分・秒が0にリセットされます
備考左右のボタンを長押して微調整モードに入り、時間と分の数字を合わせます。
  1. 左右のボタンを短く同時押しして「デバッグモード」に入ります。この時、時計は動き続けます。時計の動きが良好かどうかを確認します。確認が完了したら、再度左右のボタンを短く同時押しして「デバッグモード」を終了します。

  2. 次に数字を調整を行います。左ボタンを長押して時を調整し、右ボタンを長押しして分を調整し、まず数字を揃えて整列させます。左右のボタンを長押しするとモーターがゆっくり回転します。数字が揃ったら、ボタンを離します。修正後、短くボタンを押して数字を変更し、調整が正しいかどうか確認してください。

  3. まず最初に左のボタンを押して時計の時を、次に右のボタンを押して時計の分を00:00に合わせます。(0:00〜0:15)

  4. 左右のボタンを同時に5秒間長押しして、チップの時刻をゼロにリセットします(このステップは第3ステップの1分以内に実行します)。(0:15〜0:20)

  5. ここから実際の時間に合わせて行きます。最初に左のボタンを押して時計の時間部分を実際の時間に合わせ(0:20〜)、次に右のボタンを押して分部分を実際の分に合わせ、実際の時間に応じて少なくとも5秒進めます(進める量は時計の分が変わる時間によります)(〜2:02)。右のボタンを押して時計の分を実際の分に変換し、時計の時刻調整を完了します。(2:03〜)

例:現実の時間が10:46:45の場合、Rotogeを10時46分に調整され、現実の時間10:46:55(早める量は時計の分の変化時間によります)の前に右ボタンを押して、現実の時間10:46:59が10:47:00に変わる間に時計の分が同期され、Rotogeの時間調整が完了します。

時計が異物によって動きが滞った場合、左ボタンまたは右ボタンを長押しして、時計のモーターを調整し、数字を整列させることができます。

 

(10時47分に合わせる場合の例)

Q&A

工具としては以下をご準備ください。

・プラスドライバー(小)
・ペンチ、ピンセット
・サンドペーパー(中目#120~#240)
・潤滑剤(kure5-56など)
・軍手
・小型のゴムハンマーはなくても問題ありません。もしあれはカムのシャフトへの入れ込み時に便利です。

当初、私どもは本製品の組立につきまして、「誰でも簡単に、本格的な置き時計を1時間程度で組み立てることができる」とご案内しておりました。しかしながら、実際の組立プロセスを詳細に検証した結果、実際の組立・調整にはある程度の時間が掛る事が判明致しました。大変申し訳ございません。そこでメーカーにて、当初のパーツ設計を一部見直しを行い、簡素化はされてはおりますが、1時間での完成は難しいと判断致しました。製造メーカーは24時間程度で完成するとしております。当方と致しましても全力でサポートさせて頂き、皆様の組み立て完成に向けてお手伝いさせて頂く所存です。なにかありましたら、どうぞお問い合わせください。

只今、日本語化したものを再添付いたしました。ご確認ください。

なお、チュートリアル動画でのパーツ名称が英語ですので、パーツ名は英語のままと致します。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

カム(Cam)とシャフト(D-shaped shaft)の組み合わせに緩みがあると時間をうまく表示できない(数値が立ち上がらない)ため、非常にきつく噛み合うように設計されています。シャフト部分が、なかなか入らない場合は必要に応じて、中目(#120~#240)のサンドペーペーパーでシャフトを擦って削り、潤滑剤などで滑りやすくしてから入れ込むようにしてください。

数値(Flipping Number)が手動やモーターでも回らない場合は、各ネジの締付け過ぎが原因です。また、各ネジの締め付けバランスが悪いと1や4などは立ち上がりやすいが2や8は上がりづらく止まってしまう場合があります。まず、手動でチェックしながら、各ネジのバランスを調整ください。

またFlipping Numberを支えているΦ2mm shaftが締め付けられすぎていたり、外れていることも原因の場合もあります。締め付けすぎず、緩めすぎないバランスに調整ください。

 

Q:Flipping Numberについて、可動部の滑らかさの個体差が非常に大きく、振るとカタカタいう物から、かなり力を入れないと回らないものまであります。固い物でもトルク的に問題ないものでしょうか?また、固い個体の滑りをよくする方法等ありますでしょうか?

A:参考動画を作成しました。まず、以下の動画は関節部分が少しかたくなっており、重力では落ちないぐらいの固さです。

Before)
https://drive.google.com/file/d/1gtgPc3wz86vThNdCrBPFncmEthHdfov-/view?usp=sharing

これくらの固さであれば、問題なく作動いたしますが、その関節部分に潤滑剤を散布し、なんどかゴシゴシ スライドさせて一晩程度寝かせて、そしてもう一度ゴシゴシスライドさせたものが以下のビデオです。

After)
https://drive.google.com/file/d/1phJmk3AmwpDZr7n0lpvdjRZs1QiXv0nU/view?usp=sharing

少し軽くなっているのが確認できると思います。

さらにそれでも軽くならない場合は、カシメの部分を以下の動画のように、少し力を入れて、ガニガニとひねることで軽くなります。https://drive.google.com/drive/folders/1zEe7jmbpVXI1IRs4uiLZowv4VDJCwFV3

最初の動画より固くて動かない、潤滑剤を散布し、さらに少しひねっても軽くならないなどであれば、まずはご連絡ください。

カムシャフトが固くて全く回らなくなる場合はネジの締め付けだけの問題ではなく、どこがなにかに引っかかっていたり、外れている場合が多いです。以下の部分をチェックしてみてください。

・Torsinal Spuringがはずれていないか?
・Reduction Gearを止めるネジの反対側の先がカムに当たっていないか?
ユニットの動作確認方法の動画をみて、1の数値を持ち上げてカムを回してみながら、どこがひかかっているのチェックしてみてください。

なくなった部品によってはホームセンターなどで販売している場合があります。もしなければお問い合わせください。ただ、納品には時間がかかりますので、なくさないよう十分注意ください。

大変申し訳ございません。現在、日本に在庫なく、メーカーからの取り寄せとなります。納期は確認中です。今しばらくお待ち下さい。

大変申し訳ございません。返金対応は難しい状況です。当方と致しましてもメーカーと連携し、全力で皆様のサポートさせて頂きますので、何卒、ご理解、ご了承のほど、お願い申し上げます。

組み立て前のパネルの状態で入っております。

https://drive.google.com/file/d/1TSIDYlnWy5Z8aHEtCM3bEm5bL2UIgNfv/view?usp=sharing

1となっていてもカバーが入っていない場合はお手数ですがご連絡ください。

 

お問い合わせ

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